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血糖値と糖尿病



血糖値が高くなるメカニズム

糖尿病血糖値が高くなるメカニズムには二つあります。


一つは、すい臓からのインスリン分泌の低下による血糖値の上昇です。


インスリンは食事をすることによって高くなる血糖値を抑えるために、食後にすい臓から分泌されます。

ところが過食や運動不足、肥満といった危険因子が重なると、すい臓の機能が低下してしまいます。

そうすると、インスリンの分泌量が減少して、食後に高まる血糖値がをインスリンで抑えることができなくなって、血糖値が上がってしまいます。


もう一つはインスリン作用の低下によって血糖値があがります。


肥満や過食、運動不足などの危険因子があると、キャッチャー側の細胞での情報が円滑に伝達されなくなって、ブドウ糖を取り入れる仕組みなどが作動しにくくなります。


そしてこのようにインスリンがききにくくなっている状態をインスリン抵抗性といいます。


インスリンを送り出す、すい臓、インスリンを受け取る受容体と情報伝達システム、その両方いずれかが悪くなっても糖尿病が起こります。



糖尿病の合併症



糖尿病では特に恐ろしいのが合併症です。

合併症というと失明をしたり、壊疽になったりといった症状です。


糖尿病は初期の段階では、ほとんど自覚がないのが特徴になります。

最近は、職場とか地域における健康診断が、広く普及してきたので、糖尿病の症状がなくても早期に発見されるようになりました。


いざ糖尿病とわかっても、初期の段階では痛くも痒くもないので、治療をしないでほったらかしにする人も少なくありません。


糖尿病の状態を放っておくと、それがやがて、網膜症、腎症、神経障害といった合併症が起こります。

中には心筋梗塞とか脳梗塞など命を落とすものもあります。


糖尿病のために失明をしたり、足に壊疽が発生して、切断をする人もいます。

腎臓の機能が働かなくなり、人工透析をする人も年々増加をしています。


糖尿病の症状がないまま、じわりと全身にダメージを与えながら、いろんな合併症を起こしていくのが糖尿病ももっとも怖いところです。




糖尿病の原因は運動不足



糖尿病は、昭和の40年過ぎごろから年々増加していますが、それとは逆に一日の層エネルギーの摂取量は減少しているという統計もあります。

これは、エネルギーのとりすぎばかりが糖尿病が増えた原因ではないといことになります。

その一方で、脂肪をとる量は増加をしています。

でもアメリカなどにくらべるとはるかに少ないことから、これも糖尿病を増やしている最大の原因ともいえません。


そして考えられのが肥満です。

糖尿病の増加の最大の原因は、日本人が太ってきたことにあります。

糖尿病の人で、現在は痩せていても、以前は太っていたという人が案外多いということです。


日本人に肥満が増えてきた原因といえば、食べすぎがかんがえられますが、総エネルギーの摂取量が増えていないので、それよりも運動不足に原因があるのではないかと考えられます。


その証拠が、自動車の増加や家電製品の普及の度合いです。

生活が便利になることはいいですが、そのため身体をうごかさなくなって、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスがとれずに肥満に陥る人が増えています。


運動不足になると、食事でとった糖質をエネルギー源として利用する筋肉の量もへってしまうので、これも糖尿病の原因になっているといえます。


糖尿病と肥満


糖尿病の原因に肥満があります。


日本人の肥満の度合いは、時代と共に上昇し、それにつれて糖尿病になる人も増えてきました。

運動不足のため、食事で摂取するエネルギー量が、身体を動かすことで消費されるエネルギー量よりも多くなると、余分な脂肪が蓄えられると太りますが、体脂肪の量が多いと、インスリンの働きが悪くなることがわかっています。

そして糖尿病へとなっていくわけですね。


食べ過ぎによる肥満もすくなくありません。

太っている人は一般的に、早食いで大食いの傾向があります。


ストレス社会の現代では、食べ物を食べることでイライラを解消する人も多いようです。


そしてこのストレスも血糖値を上げる原因になっています

動脈硬化と糖尿病



動脈硬化糖尿病の合併症の中でも比較的早くにおこります。

そのために、糖尿病のある人が心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクは、そうでない人に比べると2〜3倍高いといわれています。


糖尿病が原因で動脈硬化をおこすしくみですが、血液中の糖分は、細胞に取り込まれてエネルギーに変換されます。

しかし高血糖になると、その仕組みに負荷がかかってしまい、活性酸素が多量に発生します。


活性酸素は、血管の壁の内側を攻撃して、血管の壁にコレステロールなどが沈着しやすくなって、血管壁が厚く硬くなっていきます。


こうしたことが何度も繰り返されて動脈硬化へと進行していきます。


神経障害や腎症などの細い血管におこる合併症は、糖尿病を発症したあとからリスクが高くなります。

それに対して、太い血管に起こる合併症は、糖尿病の予備軍のうちからリスクが高まることがわかっています。


動脈硬化の進行を抑えて心筋梗塞や脳卒中を防ぐためには、糖尿病予備軍の段階から積極的に対策を行う必要がありますね。


糖尿病とメタボリックシンドローム



糖尿病では、血液中の血糖値が高くなりますが、それは、血液中のブドウ糖が細胞に入り込んでエネルギーに変換される過程に必要なインスリンというホルモンの働きが不足するためです。

そして血液中にブドウ糖があふれかえります。


インスリンの作用が不足するのには、インスリンの分泌量が減ることとそれに、インスリンに対する細胞の感受性が悪くなること、という二つの理由があります。


インスリンの感受性がわるくなることをインスリン抵抗性といいます。



そしてそのインスリン抵抗性を招く原因になっているのが、メタボリックシンドロームです。


メタボリックシンドローム糖尿病の原因の一部だということになります。


糖尿病よりもむしろ、その前の段階である糖尿病予備群とメタボリックシンドロームの関係が密接に関わりあっているわけです。


インスリン抵抗性が主要な原因で糖尿病を発病した場合でもメタボリッシンドロームを放置していて糖尿病を発病した場合でもです。


時間の経過とともにインスリンの分泌量が減ってきて、さらに血糖値が高くなってしまいます。


そうならないために糖尿病の治療が必要なり、積極的に予備群の段階である、メタボリックシンドロームの段階での治療をすることは有効性がたかくなりますね。


糖尿病の改善/内臓脂肪を減らす


 
糖尿病の高血糖を改善する!

内臓脂肪を減らしていくことで糖尿病の改善が図られます。


生活習慣を改善していき、内臓脂肪が減ってくるとすい臓のインスリンを元気にさせる、アディポサイトカインが増えます。

逆に血栓をつくりやすくする悪玉のPA-1の分泌は減ります。


この内臓脂肪を減らしていくことは、糖尿病の血糖値をさげるだけでなく、血栓を予防して、動脈硬化の状態をよくしていくことになります。


それが基準値までの腹囲にならないとしても、血糖値や血圧など、ある程度の効果は得られます。

ですからまずは生活習慣の改善に取り組むことが大切です。


内臓脂肪がたまっている人の特徴は、適正なエネルギーを超えるような食事をとっています。

簡単に言うと食べすぎですね。


で、食事の量だけではなく、その内容を変えることも必要になります。


それと運動はどうしても必要で、通勤やテレビを見る時間などを活用して身体を動かします。

よい習慣としては普段から体重や腹囲を測るようにすれば、それが励みになって日々の成果につながる意識がでてきますね。


糖尿病と内臓脂肪


糖尿病のうち内臓脂肪の蓄積が原因のものが増えています。

すべての糖尿病が、内臓脂肪の蓄積で起こるわけではないです。


糖尿病には、大きく分けて何らかの原因ですい臓からインスリンがまったく分泌されない、1型糖尿病やおもに生活習慣を背景で発生する2型糖尿病などがあります。


内臓脂肪がかんけいしているのがこの2型糖尿病です。


2型糖尿病に体質がどの程度関係するかは、人それぞれですが、最近は血縁者に糖尿病の人がいないなど体質的なものが強くなくても糖尿病になる人が増えています。


むしろ体質よりも、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣を原因とするケースが多くなっているのが現状です。


糖尿病の判定基準は、空腹時の血糖値が126r/dlでは、まだ糖尿病とはいえない境界型の段階から注意が必要で、メタボリックシンドロームの要素の一つに入っています。


このことは内臓脂肪型肥満が背景にある場合は、高脂血症や高血圧などを合併している場合が多く、たとえ境界型の段階でも動脈硬化が急速に進んでしまう可能性があるためです。


当然のごとく生活習慣を背景とする糖尿病は年齢に関係なく起こります。